清潔に関する看護師のあるある

看護師が医療現場で働いていると、その現場での習慣を家でもやってしまうようになることがよくあります。そのあるあるの一つとして挙げられるのが清潔に関するものです。
医療現場で清潔というと殺菌されている状態で、患者の体に直接触れても問題がないようになっていることを指します。手術の場合にはオートクレーブ処理をした器具を使用し、日常的に使用する注射器はディスポーザブル(使い捨て)の滅菌されたものを使うのが一般的です。
それに加えて、自分たちの手についてはアルコール消毒をするのが基本になります。このアルコール消毒が自宅でも習慣になってしまって、清潔にするにはアルコールが必要という感覚が当然になってしまうのが看護師のあるあるです。

例えば、自宅の洗面所にもアルコールが常備してあって、手洗いをしたら最後にアルコール消毒をするパターンがあります。手指のアルコール消毒だけでなく、身の回りのものもきれいにするときにはアルコールを使うというのが習慣化するケースも少なくありません。
典型的なのがキッチンです。包丁やまな板などの調理器具を毎回アルコール消毒するようにしたり、食事の配膳をする前にテーブルをアルコールで拭いたりする習慣になっている人もいます。
アルコールで拭いたらきれいになるという感覚を持っていて、洗剤などを使うよりも優れていると考えてしまう人も少なくありません。ただ、潔癖症というわけではなく習慣化しているだけなのも特徴です。